かつて「オランダ村」と呼ばれたテーマパークがあった。バブル期のテーマパーク乱立の先駆けとして知られる施設であったが、近くにハウステンボスがあるのに似たような施設は必要なかったのか、2001年には閉園した。その跡地を利用して、新たに「食」のテーマパークCAS ViLLAGEがオープンした。
そんなオープンの噂を聞きつけたのでさっそく行ってみた!
着いたのは夜だった。オランダ村の赤い煉瓦の建物をそのまま利用している。ライトアップされて、なんか、良い感じ。
「地産地消」がキーワード、地元で採れた農作物や海産物を活かした料理を出す。また、そればかりでなく、ご覧のように生け簀でとれたての魚の販売も!
このCAS ViLLAGE、和、洋、中、様々なジャンルのレストラン、食の施設が存在するのでどこに行こうかと悩んだが、とりあえずは何でも食えそうな「wasabi」へ行ってみた。
「wasabi」はビュッフェ形式で食べ放題。「地産地消」をコンセプトとしたこのテーマパーク、刺身や寿司は地元の新鮮な魚なのか!
地元で採れた素材が目の前で次々と調理され、出来たてが並べられるのだという!
庶民的な「ひじき」や「アジの南蛮漬け」なんかもあれば目の前でガンガン焼かれる厚くて柔らかい「ビフテキ」なんかもあったり。
デザートのコーナーには沢山のケーキとフルーツ、そしてチョコレートの滝が!
いわゆる、チョコフォンデュか!!
食い放題と聞いただけで嬉しくなる。何度も皿を空にしては料理を取りに行った。そして、もう、身動きできないほど喰った。
食後お茶を飲んでいたら、小学生が皿を持って「ココは天国じゃないのか?ココは天国じゃないのか?」等と何かに取り憑かれたように繰り返し叫びながら料理を取り、かけずり回っていた。
そして、隣の席には丸々とした体型の女性と普通の体型の男性というカッポーがいつのまに着席しており、テーブル一杯にパスタ、寿司、カレー、パエリア等、和洋中の炭水化物を集めまくって、(主に丸々とした女性が)その料理を喰いまくっていた。その迫力、見事なくいっぷりには、「おい、八戒、もうイイだろ!悟浄も止めろよ!!」と心の中で言わずにおれなんだ。
それはともかく、オレ自身も、あ〜よく食べた食べた。満足したよ!
料理の他にも、いろんなショップがあった。パスタ、スパイス、オリーブオイル、ちょっとカワイイ食器類、輸入雑貨等が販売されていた。
今回はとりあえず「wasabi」にしか行けなかったが次は他のお店にもチャレンジしてみたい。さて次は何を食べるかな!!
【参考リンク】
■CAS ViLLAGE・・・・・CAS ViLLAGEのオフィシャルサイト、施設の案内、コンセプトなど。テーマパーク経営が難しい今日、経営者の思い入れが実を結ぶかどうか。長崎人として暖かく見守っていきたい!
■CASビレッジが開園式・・・・・CAS ViLLAGE開園のニュース記事
コメント