長崎ランタンフェスティバル、本日は中央公園会場に行き、「龍踊り」、「中国雑技」、「琉球國祭り太鼓エイサー」を見てきた。「中国雑技」は昨日と同じ太原市雑技団であった。ランタンフェスティバルのスケジュール表を見ると、開催中ほとんど連日どこかの会場に「中国雑技」と書いてある。なんとまあ、彼女たち連日休み無くこの寒空にあの驚異の技を披露するのだ。たいへんだなあ。そんなわけで連日中国雑技が見ることができるんだけど幾つかの出し物が違っているようなので、何度か見てみるのも良いかも知れない。なんといってもタダだし。
この画像は、酔っぱらった狐の仙人(仙狐?)の演技。これは一体どういう事になっているのか?
次に見たのが、女子高生による龍踊り。
龍踊りと言えば、長崎の秋のお祭り「おくんち」ではおなじみの奉納踊り。月を丸飲みにしようとして龍が月を追いかける様をテーマにしたモノ。この日は長崎女子高校の生徒達による龍踊りを見ることができた。長崎女子高校と言えば、かつては「鶴鳴」(かくめい)と言う女子校であった。鶴鳴の制服は丈が短く、胸元が大きく開いたセーラー服で、とてもカワイク、思春期のココロをがっちり鷲掴みされた記憶がある。
・・・それはさておき。
頭部は重量が15キロにもなるという。その重さを支えて見事に舞う龍。
オトナ顔負けの見事なモノだった。
そしてその後、「琉球國祭り太鼓エイサー」が上演。長崎で何故琉球?などと野暮なことを言ってはいけない。そもそもこの春節のお祝いとしてランタンフェスティバルを開催すること自体が長崎市民にとって・・・、いや止そう、現代の祭りとはそんなもの、というか、伝統の祭りだってルーツと信仰は失われ、祭りだけが残っているようなモノ。堅苦しい思想や信仰は薄ければ薄いほど誰もが楽しめる。
この「琉球國祭り太鼓エイサー」は、とても陽気な太鼓と踊りで、観客達を楽しませていた。と、言うか、オレが楽しんだ。
オレの隣に座っていた老人達は実に楽しそうに龍踊りを見ては「モッテコーイ、モッテコーイ」とかけ声をかけ、そして「琉球國祭り太鼓エイサー」のときには黒い獅子舞の獅子に噛みつかれそうになり、驚いて後ろにひっくり返りながらもきゃーきゃーと喜んでいた。
今日は前半寒空に小雨がふって、チト辛かったが、楽しかったな。
さて、明日は何を見ようか。
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