秋葉原最強(?)ゲームセンター「Hey」
(激写日:2001/9/9)

2001年4月28日オープンのタイトーが運営するゲームセンター「Hey」を遅ればせながら激写!
2Fは音ゲー、大型ゲー、メダルコーナーであるが、それらには目もくれず、3Fのレトロゲームコーナーのみをレポートしよう。




 シートに貼ってあるのは恐怖のNINJA軍団だが動いてるのはダライアス。
 燦然と輝く3モニター!巨大にしてメカニカルな海の生き物たちが画面狭しと暴れまくる!!
 この後、店員に「肖像権とかややこしい問題があるので撮影はご遠慮ください」と注意された。ぎゃふん。


 タイトーのボーダーラインに搭載されているこの黒く重厚なガンを見よ!
 キャビネットの奥を睨みつけるその銃口からは決して弾は出ないが、目の前の敵は次々と破壊されていくのだ。その攻撃力に我々は戦慄した!!


 前面のアクリルも素薔薇しいが、特に注目に値するのはキャビネット下部にでかでかと大胆に描かれた旋回する複葉機。アクリルに描かれた絵と相まって戦場の緊張感を表現。
 プレイヤーの志気を異常なまでに盛り上げるのだ!!

 様々な障害物が配置されたプレイフィールド。左側の岩の盛り上がりや中距離に広がる平野部など絶妙の構図だ。箱庭感覚のジオラマは日本庭園の美に通じるのか?

 日本中を震撼させたインベーダーゲーム。これはそのアップライト筐体。あまりにも有名なインベーダーのシルエットに涙せよ!!側面も見たかったがさすがにそれはできませんでした。


 コックピットを模したインベーダーゲームのコンパネ部分。左の白いマルがジョイスティック。コックピットの絵の中央部分の赤いマルがショットボタン。右側の二つの赤丸はそれぞれ1P2Pボタンであ?る。
 様々な計器やスイッチが描かれている見事なまでのコックピットのステレオタイプ。君は侵略者たちを撃退できるか?


 プレイインストラクション、すなわち「遊び方」インベーダーの専用筐体であるが故に直接印刷されている。シールなどとは違って幾星霜の時を経てもなお内容を確実に伝えることができる。
 UFOの「ミステリー」の文字にはいまだに魂を揺さぶられる。

 タイトー名機5台そろい踏み。これだけの床面積をレトロゲームに与えるゲーセンの経営者の英断に敬意を表したい。なぜなら我々が見ている間はこれらをプレイする人は皆無であったからだ!
 他のゲームを置いた方がインカムを稼げるかもしれないのに。
 あ、もっとも我々のように、これらのレトロゲームに釣られて来た客が他のゲームにお金を落としていく可能性が無いわけでもないが。

 こんなポップがぶら下がってました。かなり本気なのか?


 ミサイルで近距離、中距離、遠距離のターゲットを破壊するゲーム。移動するターゲットをうまく捕捉するのは結構難しい。不随意感と、うまく命中させたときの爽快感のギャップが楽しい。キャビネットアートはボーダーライン同様戦場を表現しているが、こちらは木工のキャビネットの下部に描かれた戦場の荒涼感とアクリルに描かれたミサイル基地の青空の対比が面白い。

 対戦格闘ゲームの興隆でもはや死語となりつつあるワンスティック、ツーボタン、これが一般的なゲーム機のコンパネであった時代があった。この規格からはずれたゲームはオペレーターが新しくコンパネを購入したりメンテナンスしたりするのを嫌がるので「売れない」とさえ言われた時代があった。
 ビデオゲーム黎明期は汎用筐体も少なく各社がそれぞれアイデアを凝らした操作系を発表していた。
 ミサイルの近、中、遠、各距離を設定するレバー、ミサイルの弾道を操作するレバー、その輝くレバーの先端に鎮座する赤い発射ボタン。
 未知の操作系に、新しいレバーやボタンの操作感に出会うたび、少年の心はドキドキと興奮したものだ。


 ¥100(硬貨)と記されているが、「どこに千円札を入れるところがあるんじゃ!」というツッコミはこの際おいておく。
 得点によってプレイ時間が延長される。決められた時間内に高得点をあげなければゲームオーバーだ。
 簡単なターゲットが来るのを待ってばかりいてもダメ!!

 印象的なデザインの筐体を作ることはインカムにも大きく影響する(と会社は考えてる?実際は皆様ご存じようにゲーム自体のおもしろさ如何による)。
 なるべくかっこよくて目立つデザインならば他のゲームのモニターから発する光の洪水にうち勝ち、きっと消費者の目にとまって「やってみようかな」という気分にさせる(と会社は思っている?)からだ。
 そのため開発者はゲームの内容ばかりでなく筐体デザインにも(会社の要求ばかりでなく、自分の思い描いたゲームを完璧に表現したいというエゴも含めて)気を遣うことになる。
 目立つデザイン、かっこいいデザインと言っても簡単な話ではない。樹脂成形を自由に使って複雑なカーブや凹凸を作ったりしても良い、部品点数がいくら増えても良いならば話は別だが、金型の制作あるいはFRPは時間と金が掛かるし、部品点数が増えるのは製造サイドから親の敵と言わんばかりのクレームをつけられる。ゲーム機は信じられないくらい短納期だし、汎用筐体ならともかく、専用筐体では金型の費用を償却するのは数量がはけないと辛いのだ。かといって木工や板金をいくら加工しても限界がある。
 この辺のバランスは、この「ナイトストライカー」ではどう現れていますかねえ?



 「ナイトストライカー」といえばクリアに不可欠なのがホーミングビームとミサイルの回避。レバーをガチャガチャうごかしまくってヒットアンドアウェイ!!
 わざわざ説明してくれてます。サービス良いねタイトー。

 ご存じスライド可能なシート、自分にあったシート位置でハイスコアを目指せ!!



 奥に引きずり込まれるような画面位置。プレイ中は両脇のランプが流れるように明滅してスピード感を表現。もっとも、プレイヤーのほとんどは画面に集中しているためそのことに気づくものは少ない。
 これらのランプをコントロールする基盤や配線やプログラムも当然必要になってくる。シートのこともそうだが、妙なところでこだわりを見せている。
 ある意味セガのムービング筐体よりも贅沢な機械だぜ!!

 正面はいたってシンプルだが、筐体側面にレースマシンがものすごいデッドヒートを繰り広げている絵がある。撮影できなかった、残念。



 スピードレースのコンパネ。なんと、シフトレバーはあるのにブレーキがない!

 細かい傷の数々が時の流れを感じさせる。我々は歴戦の勇士の体に刻みつけられた「名誉の勲章」を目撃した新米兵士の畏敬の心情を理解した!!



 得点によって評価。
 その非情なまでに冷酷な判定に戦慄を覚えること間違いなし。
 ナイスセンス!タイトー万歳!!
 ツッコミどころが沢山あります。皆自由にツッコンで良し!!

 唯一の対戦ゲーム。対戦しかできないところがまったくもって男らしい。
 プレイヤーはガンマンを操って非情の荒野で大決闘するのだ!!
 サボテンは破壊可能、岩に弾を当てると跳ね返ります。跳弾を利用するのもテクニック。


 シェリフのバッチのマークが良い味出してる。
 左側の短いレバーで斜め上、真横、斜め下に銃の向きを変えて、右側のトリガー付きレバーでガンマンの移動と銃の発射。
 移動レバーは重く、ガンマンの移動も緩慢。このもどかしさが更にプレイヤーをヒートアップさせる!


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