現在、テレビ朝日系列で放送中の金曜ナイトドラマ「スカイハイ2」で、「怨みの門」の門番イズコを演じる釈由美子であるが、どうも、彼女のセリフ回しには、違和感を感じざるを得ない。
よく聞いていると分かるが、カ行の発音が不正なのだ。イズコ役にとって致命的なことは、イズコの決め台詞『おいきなさい』に、「き」の文字が含まれていること。
舌足らずで可愛いなどという評価もあるが、やはり妙な発音は気になって仕方がない。
調べたところ、このような発音の障害は、「機能性構音障害」というそうだ。
「機能性構音障害を治す」というページによると、「最近著しい増加傾向にあり、今や小学校高学年でも一クラスに3~4人見られることがあります。」とのこと、そういえば、わたしの小学校時代のクラスメイトにもひとりカ行の発音が苦手な男子がいた。
また、「経験ある指導専門家には成人(中学生程度)に達してからの矯正は容易で非常に効果的なことが知られています。」とも書かれている。
なにはともあれ、釈由美子よ、指導専門家のところへ『おいきなさい』
【参考リンク】
■幼児の発語障害
釈由美子と機能性構音障害
