ハウステンボス-チューリップ祭(3)-

アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトは1902年、ハンティングにミシシッピー州を訪れた。が、獲物が一匹も現れなかった。困ってしまった同行のハンターが一匹の子グマを捕らえることに成功した。そして、この子グマを木に縛りつけ、獲物が一匹も獲れていないルーズベルトにトドメの一発を撃つように勧めた。しかしルーズベルトは「それは、なんか、スポーツマンシップに反してない?」と言ってこれを拒否。この話が同行していたワシントン・ポストの記者により報じられ、たちまち「クマを助けた心優しい大統領」というイメージが国民の間にでき上がった。このお話にちなんででき上がったのが「テディベア」。テディは大統領のファーストネーム「セオドア」の愛称。
その「テディベア」をたくさん見れるハウステンボスの、テディ ベアキングダムをのぞいてきた。
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大小様々のクマのぬいぐるみがそこら中に展示してある。ときどき動いたりしゃべったりするクマもいて驚かされるので注意!
「ちょ〜カワイイ、ちょ〜カワイイ」とむやみやたらと連発する児童発見。


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テディベアの生みの親マルガレーテ・シュタイフ。小児まひのために車イスの生活になってしまったものの、持って生まれた才能と努力で縫製の技術を上達させ縦横にミシンを操りテディベアを製作。テディベアの原型の特許を登録したそうな。だから、テディ・ベアといえばシュタイフなのね。
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テディ ベアキングダムに展示してあったテディベアの一部。アンティークモノのテディベアや世界各国のテディベア、マニア達のオリジナルテディベアなどが展示してある。
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世界最大級のクマのぬいぐるみ。座高3.6m、全長5.3m。
入り口近くにあるので、ハウステンボスを訪れたら覗いてみよう。親子連れにはおすすめ。

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