ダイヤモンドプリンセス(2)

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昨日2月26日、長崎市松ヶ枝岸壁にて豪華客船ダイヤモンドプリンセスの命名式が開催され、本日午前9時、ロサンゼルスへ向けて出航した。
2月26日の命名式には船主のP&Oプリンセスクルーズのピーター・ラトクリフ社長や三菱重工の佃和夫社長、また長崎の金子知事などが出席し祝辞を述べた。
そして本日2月27日、港には多くの長崎市民や関係者が詰めかけ、件の豪華客船の出航を見送った。


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見送りに対して手を振るダイヤモンドプリンセスの乗組員達。この客船、乗組員だけでも1000人を越えるという。
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全長二九〇メートル、幅三七・五メートル、水面からの高さは五四メートルという巨大な船体がゆっくりと回頭する様子は圧巻。その後船は港を後にした。
あの大きな船が港から居なくなってしまったので港の風景がチョット淋しくなる。しかし同型の二番船「サファイヤプリンセス」のP&Oプリンセスクルーズへの引き渡しを五月に予定している。もうすぐこの「サファイヤプリンセス」がドックから出てきてその姿を見せてくれるだろう。この「サファイヤプリンセス」は2002年10月に火災で炎上した旧「ダイヤモンドプリンセス」の船体を使っている。
そういえば、件の火災、当時は某国の工作だとか放火だとか刺激的な噂が流れたなどとウチのヒト達が言っていた(実際に本件とは別に放火事件が数件あったという)。結局はこの火災、作業ミスが原因とされ、その作業員に対して業務上失火罪で禁固一年六ヶ月の求刑が出ている。またこの出火について、予見可能であったにも関わらず、管理監督責任を果たさず、火災の発生を回避できなかったという疑いで他の技師や管理職のヒト達も書類送検されてるそうな。
【参考リンク】
長崎新聞の「豪華客船修復」に関連記事。

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