
豊後森駅 旧豊後森機関区のターンテーブル
この夏のこと、JR九州の久留米大分間を走る久大本線が面白いらしいとの噂を聞き夏の休みを利用して九州横断しようと思い立った。
が、今回はJRには乗らず久大本線と並行して走る国道210号線を使って移動。そのほうが自由だからな!乗り鉄は次の機会に(っていうか湯布院の森号?には乗りたいよね)。
ということで、大分側からスタート。
大分には別府や耶馬溪、宇佐神宮、湯布院等他にも面白いものが沢山あるが今回はパス。
本来は久大本線が九州山地の自然の中トンネルを抜け谷を渡り美しい棚田を背景にゆったりと走る姿を鑑賞すべきだが、いきなり大分自動車道に乗り高速道路を突っ走るり玖珠インターで降りる。
第一の目的地は豊後森駅にある豊後森機関庫跡。

田園の旧豊後森機関区
高速を降りて駅に向かう途中、青々と伸びる緑の稲の海の向こう、いきなり円く大きな構造物が出現。なんとコロッセオか?!と驚いた。
これが豊後森機関庫か!!

旧豊後森機関区の案内看板
駅の駐車場に車を止め先ほど見掛けた扇形機関庫を目指して歩く。やけに天気が良く汗がダラダラと流れ出た。
しばらくすると旧豊後森機関区の看板あり!

旧豊後森機関区のターンテーブルと扇形機関庫
ぱっと目の前に時間の流れを感じさせるような赤いターンテーブルと扇形機関庫が広がった!

扇形機関庫

機関庫内部
九州を横断するこの久大本線は九州のハートランドをぶち抜くいわば交通の要。最盛期には20台以上の機関車がココに納められていたという。

旧豊後森機関区のターンテーブル
ところどころさび付いたこの赤いターンテーブルが機関車を載せ力強くガリガリと回転するシーンを夏の蜃気楼の中に想像した!
*2009年(平成21年)2月6日に「旧豊後森機関区の関連遺産」として扇形機関庫と転車台とが近代化産業遺産に認定
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