小浜温泉

長崎の島原半島と言えば「島原の乱」、それと高校サッカーで有名な「国見高校」、平成2年に噴火して大災害をおこした「雲仙普賢岳」などがあるので、それなりに全国にその名は知られているかもしれない。その島原半島、橘湾に面した所に小浜という小さな温泉街がある。長崎市内から車で一時間チョット。日帰りで行ける温泉だ。
で、「久しぶりに小浜の温泉に浸かってくるか!」ってことで小浜へ行ってきた。
蛍茶屋の方へ路面電車を脇に見ながら走り、日見トンネルを抜ける。山の斜面に切り開かれた、曲がりくねった道を上り下りしながら車を走らせて長崎市を脱出。ジャガイモが植えられた段々畑に挟まれた道を走っていると眼下に海が広がる。
tijiwa01.jpg
千々石の展望台だ。ちょっと空気が霞んでいたのが残念だったがなかなかの見晴らしの良さ。流石は「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれるだけのことはある。


ココにはジャガイモをまるまる揚げて割りばしに刺した「じゃがちゃん」という名物がある。
tijiwa02.jpg
外側は揚げたてサクサク、中はほくほくのジャガイモ。美味い。せっかくなので海をバックに「じゃがちゃん」を食って記念撮影。
千々石の海岸に沿って島原半島を南下すると湯煙立ち上る温泉街が見えてきた!
温泉宿が道沿いに立ち並ぶ。宿の煙突だけではなく、溝からも湯気が出ている。ウン、温泉だ!
obama01.jpg
小浜は古くは「肥前風土記」において既に、「高来の峰の西南より、温泉の湧出するのが見ゆ」との記述があるという。
全国の温泉の中でも、その温度はトップクラス。二十を越える源泉から100度のお湯が一日一万五千トンも湧きだしているとのこと。
今回入ったのは、海上露天風呂「茜の湯」。
akane.jpg
橘湾に沿う海岸に突き出すように作られた小さな露天風呂。潮の香り、波の音、目の前に広がる海、そして温泉!なんと贅沢な!!
この茜の湯、入浴料は大人300円、小学生以下200円。営業時間は平日7:00〜10:00/13:00〜20:00、土日祝7:00〜12:00/13:00〜21:00。ア、しまった、夕方まで待って、夕日が沈むのを眺めながら浸かるってのも良かったかもしれん。って言うか、「茜の湯」の「茜」って夕焼けのことじゃねえか?今気がついたよ!
今度はそうしよう。
【参考リンク】
小浜温泉観光協会

コメント

タイトルとURLをコピーしました