天使と悪魔

ダ・ヴィンチ・コード のダン・ブラウン作、天使と悪魔を読んだ。
天使と悪魔
ハーヴァード大学宗教象徴学教授ロバート・ラングドンは欧州原子核研究機構所長マクシミリアン・コーラーから電話を受け、ある紋章の説明を求められる。紋章は秘密結社「イルミナティ」(十七世紀にガレリオが創設した科学者たちの結社)のもので、この世にはもう存在しないはずの伝説の紋章だった。それが男の全裸死体の胸に焼き印として押されていたのだ。そして殺された男は最近極秘のうちに世界初の大量の反物質生成に成功した科学者だった!
反物質は核の数十倍のエネルギーを持つが、それが殺人者に盗まれそして密かにヴァチカンに持ち込まれたという・・・・!
ダ・ヴィンチ・コード の前のエピソードになる。ダ・ヴィンチ・コード 同様に奇怪な死体から始まる本作、舞台は最先端の物理学の研究所からカトリックの総本山ヴァチカンへと飛ぶ。物質の最小単位を追求する為の粒子加速器と精神世界の頂点たる法王選出の為のコンクラーベ、この両方が描かれる作品なのだ。そしてこの事件を通して描かれる本作のテーマは宗教VS科学!だそうな。と、言うと何やら深遠なテーマの作品のようだが、宗教も科学も信仰していないオレにとってはさほど、ココロに突きつけられるようなモノは感じられなかった。っていうかヴァチカンVSテロリストって感じで話は進んでいくんだけれど・・・、まあ、読んでからのお楽しみ。
そしてダ・ヴィンチ・コード 同様、物語のカラクリが読んでる途中で何となく分かってしまうという、部分も気にしちゃあいけないよ。
主人公のラングドン教授が図像学の専門家なのにラファエロにはちと疎いという驚きの事実が判明したりしてちょっぴり情けなくて、たびたびドジを踏む、が、それもご愛敬。教授の凄さはどんな危険な命のやりとりの最中でも、どんなピンチに陥っても、ついつい泉のごとく湧き溢れてきてしまう蘊蓄の数々にあるのだ!
【参考リンク】
欧州原子核研究機構(セルン)のHP
ヴァチカンのHP

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