牡蠣!学生の頃、Rのつく月は牡蠣が美味いと教わった。
じゃあ牡蠣を食べようじゃないか!!
冬になるとあちこちに牡蠣を焼いて食わせる牡蠣小屋が賑やかになる。有明海沿いにもそんな牡蠣小屋があるという。で、無性に牡蠣が食いたくなり、もういても立ってもいられなくなり、空腹をかかえつつ長崎から出島トンネルをくぐり諫早へと車を走らせた。
悪名高い諫早湾の干拓地を眺めつつ207号線を北上、途中愛らしい果物の形をしたバス停を発見。イチゴのツブツブやミカンのヘタや枝がよく出来ている!
諫早湾の潮受け堤防の外、干潟の向こうに雲仙が見える。干潟の海を眺めていると時々筏のようなものがあった。もしや牡蠣の養殖をしているいわゆる牡蠣棚か?と想像、更にごつごつとした牡蠣ガラとその中のチュルルンぷるんとした身を連想してしまい胃袋は牡蠣の為に既にスタンバイ完了。
今回は諫早湾沿いの207号線をちょっと脇に入った牡蠣小屋「シーサイドマリン」へ行ってみた!
ぶった切ったドラム缶に真っ赤な炭が放り込まれている。この上で牡蠣を焼く遠赤外線パワー。
生簀に山のような牡蠣、他にもアサリ、サザエ、ハマグリ、緋扇貝、帆立、ミル貝など豊富に置いてありこれを購入してドラム缶の炭火の上で自分で焼いて食らうのだ。
ドラム缶には真っ赤な炭が高熱を発し、貝たちを焼かんと手ぐすねひいて待っていた!
さっそくゲットした牡蠣をその網の上に置く置く置くそして焼く焼く焼くそして食う食う食う!!
ガバッ、と口を開き汁が滴りジューーー!!
汁が滴り真っ赤な炭が灰と煙を吹き上げる。この音と煙の匂いがまた食欲をそそる!!
焼けて熱くなった牡蠣を軍手をつけた左手で掴み、ナイフをガスッと突っ込んでガバッと殻を開くと想像していたよりも大きな艶々の身が姿を見せる。歓喜の声を上げつつ熱々の牡蠣をハフハフジュルジュルとむしゃぶりついた。
ああ美味い美味いとにかく美味い、次々と牡蠣を網の上に載せてひたすらに食った!!
空腹を抱えて運転してきたので期待もでかくなっていたが、その肥大した欲望に充分応えてくれるのだこの牡蠣たちったら。
もはや栄養価がどうとか海のミルクがどうとかチュルルンだのプリプリだのジューシーだのという牡蠣を食ったときのグルメ表現なんかもうどうでもいい、思う存分食えるこの幸福感、とにかく食えば分かる!!
勿論ハマグリやサザエなんかもあるので焼いて食っても良い、こちらも美味い。
ところで網の上では何を焼いても良いソーセージとか芋の持ち込みもアリらしい。
美味い美味いとにかく美味い、沢山の牡蠣とかハマグリとかサザエとかをたらふく食って胃袋を満たし、年末にとても幸せな気分を味わった。
ああ牡蠣小屋は素晴らしい。
<参考リンク>
■小長井町漁協直売店のホームページ
そういえば一時期牡蠣とノロウィルス関係が取り沙汰されましたな。
■厚生省 ノロウィルスに関するQ&A
>(参考)養殖カキについては、生産段階でノロウイルスの自主検査を実施する等衛生管理を行っています。詳しくは水産庁のホームページをご覧下さい。
>カキの養殖と生産出荷における安全管理について
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